「銀時ー」

またわしの愛しい子が恋人を探しておる。








わたしに向けない笑顔







「どうしたんじゃ?高杉」

放っておくことなんて出来んからつい声を掛けてしまう・・・・・・そんなことをしても振り向いてもらえないことぐらい分かっちょるんじゃが。

「銀時見なかったか?」
「見とらんのぅ・・・・・・」
「・・・そっか」
「わしも一緒に探しちゃる。部屋は見たんか?」

悲しい顔なんてさせたくないきに、おんしのためなら何でもしちゃる。

「見た」
「そうか・・・じゃあわしは外を見てくるきに」

そう言って外へ。

「金時〜、何処じゃ?金時〜!」
「・・・んだようっせぇな・・・人が折角良い気持ちで寝てるってのに」

目当ての人物は桜の木の下で寝ておった。

「おぉ、其処におったか。金時」
「銀時な?」
「そんな細かいことは気にすることなか。それより高杉が探しとったぜよ?」
「高杉が?」
「そうじゃ。行くぜよ?」
「あぁ」

金時を連れて戻ると高杉が待っておった。

「銀時っ!」

銀時の姿を見つけると駆け寄って来た。ほんに好いとるんじゃの。

「何?晋ちゃん、俺が居なくて寂しかった?」
「な・・・・・・違ぇよ!馬鹿っ!」

楽しそうに話ちょる。わしが居ると邪魔じゃろうから退散するに限るの。

「あ、辰馬!」
「何じゃ?高杉」
「ありがとな?」

おんしのたまに見せるその笑顔が好きじゃが1番好きなんは・・・・・・・・・

「気にすることなか」

笑顔で返しその場を離れる。
大分離れたところで振り返り2人を見る。

おんしらを引き裂こうなんて思っちょらん。
おんしの銀時にしか見せることのないその笑顔が1番綺麗で好きじゃからの。







END









初お題でした。
銀高←坂。辰馬の喋り方わかんない(笑)
絶対色々間違ってるだろうけど気にせずに(笑)

読んで下さりありがとうございました。