special person and day





「なぁ・・・お前今何欲しい?」
「え?」

今日は7月8日、沖田の誕生日。珍しく土方も沖田も非番の日。朝に誕生日を祝う言葉を伝えた土方だが、肝心のプレゼントを用意していない。
色々考えたが良い物が浮かばず沖田本人に聞き、プレゼントを渡すことにした。

「いや・・・お前今日誕生日だろ?何かプレゼントやろうと考えてたけど思い浮かばなくてよ・・・何か欲しいもの無ぇか?」
「そうですねぃ・・・」

今まで土方の隣でゴロゴロしていた沖田は起き上がり考え始めた。

「やっぱり・・・副長の座、ですかねぃ・・・」
「それはやれねぇよ」

真剣に考えてたのかと思ったが出てきた答えはいつもの言葉。
実に沖田らしいそれに土方は苦笑する。

「あ、そうだ土方さん。何で今日自分が非番か知ってやすかぃ?」
「あ?いや・・・勤務表に従って休んだだけなんだが・・・何かあるのか?」
「俺が近藤さんに頼んだんでさぁ」
「お前が?何で?」
「そりゃぁ誕生日に土方さんと一緒にいたかったからでさぁ。きっとプレゼントに悩んでるだろうとも思いやしたしね」

全てお見通しだと言うように沖田はニッコリと笑った。

「だからプレゼントは一緒にいるだけで良いでさぁ・・・」

土方が気付くと目の前には沖田の端正な顔が。
いつもは逃げる土方だが今日くらいは良いかと首に腕を回し口付けに答えた。


いつも一緒にいるけれど今日は普段とは違う。
誰よりも特別な人の誕生日だから。







END









遅くなった上にこんな駄文&短文過ぎで申し訳ありません・・・っ!
読んで下さりありがとうございました。